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電力会社を変えても電気料金は安くならない?

電力自由化で電気料金を安くするためには、ある特定の条件に引っかかる必要があります。

 

それは、「自宅で大量に電気を使っていること」です。

 

別に業者なみに大量に電気を使う必要はありませんが、ひとり暮らしであまり電気を使わない家庭だと、電力料金を安くするのは難しいです。

なぜなら、電力自由化とは、大量に発電した電気を安く売るためにあるシステムだからです。

 

なので、4人暮らしでエアコンなどの電化製品をどんどん使っている家庭なら、電力会社を新電力に切り替えることで、電気代を1割、2割安くすることが出来ますが、1人暮らしや2人暮らしで、電化製品もそんなに使っていない家庭の場合、新電力に切り替えても、あまり電気料金は変わりません。

(下手すると切り替えで電気料金が増える場合があります)

 

なので、電力会社を切り替えて電気料金を安くしようと思っている人は、まずその前に、自宅でどれだけの電気を使っているのか、それを考える必要があります。

家に複数の人が住んでいて、夏や冬にはエアコンをがんがん効かせる、そういう生活をしているなら、電力会社切り替えで料金を安くすることが出来ますが、エアコンを使っていない(あるいはほとんど使わない)家庭なら、このまま電力会社を変えない方がお得かもしれません。

 

ですので、電力会社を変えようとする人は、その前に各種サイトを使って電力料金の見積もりをしましょう。

見積もりをして、それでお得になるとわかれば、その時初めて電力会社の切り替えを考えればいいのです。

携帯電話とのセット割引なら得します

電力の小売りが自由化されましたが、2017年現在の状況は、一人暮らしの方が、電力会社を変更してもほとんど電気料金は変わらないでしょう。

 

理由は、電力小売り自由化の仕組みにあります。

新規参入したほとんどの電力会社は、自前の発電設備を持っていません。

 

このため、東京電力や中部電力といった既存の大手電力会社から余った電力を買い付けて、それを一般消費者に販売する仕組みとなっています。

 

安くない価格でライバル電力会社から電力を購入しているわけですから、新規参入した電力会社は、利益をあげるために消費電力量の多い大家族の世帯に絞って、営業攻勢をかけています。

大家族世帯ならば、新規参入組の電力会社は利益をあげることができるようです。

 

一方、一人暮らしの方でも電力自由化のメリットを享受する方法があります。

それは、携帯電話会社が電力小売りビジネスに参入したことによって、携帯電話料金と電力小売り料金を組み合わせて、いわゆる「セット割引」という形にして販売しているためです。

 

いままでは携帯電話会社についてはD社を利用していて、電力会社は東京電力を利用していた人が、携帯電話と電力会社の両方をS社に乗り換える場合には、電気料金と携帯電話料金の合計金額が、乗り換える前と比べると安くなるでしょう。

 

この場合、料金が安くなるのは携帯電話料金のほうが大部分らしく、一人暮らしの方の場合には、電力料金については割安感はさほどありません。

セット割引でも、あくまでも携帯電話料金のほうが安くなるという仕組みです。

 

それでも、携帯電話と電気料金の合計金額という点では、割安感を得られるのですから、乗り換える価値はあるでしょう。

電力自由化で電気料金は安くなる?

電力自由化が本格的に始まって久しいのですが、まだ本格的に利用されている家庭は、まだそんなに多くはありません。

 

新電力に契約を切り替えて、本当にやすくなるのでしょうか?

 

と疑問に思う人も少なくありません。

しかし、少しでも安くできるとしたら、確かに切り替えた方がお得感があります。

 

新電力会社が提示しているシュミレーションでは、4人家族の世帯で、約1万円程度安くなるようになっています。

 

月に数百円の節約になるのですが、それでも従来の電力会社と比較して、低い料金設定で、電気を使えることは大変ありがたいことです。

 

しかし、注意も必要です。

安くなるシュミレーションは、電気代が高い家庭を想定していますので、節約を日頃から心掛けている家庭では逆に高くなってしまうケースも少なくありません。

したがって、契約を見直す時には、現在の電気利用量を把握しておくことが大事なのです。

 

また、別の利用メリットもあります。

新電力会社では、電気料金だけでなく他の費用と組み合わせたセット割を採用している所もあります。

 

インターネット費用やガソリン代を安くする方法です。

この方法だと電気料金だけでなく、普段の生活に必要な経費も節約できることになりますので、自分の生活スタイルに合わせた電気料金の見直しの選択肢が増えてくるわけです。

 

いずれにしても、日々の生活の中で節電を意識しながら、暮らしていくことも心掛ける必要があると思います。

その上で、本当に魅力ある新電力を選ぶことが堅実な選択と言えるでしょう。

 

【疑問解決】電力自由化で電気料金は安くなるの?